4月29日・30日の2日間を掛け、学部最高学年である4年生が「裏打ち」授業を受講
絵を描く時、和紙が制作途中で裂けたりしない様にする為、制作前に予め紙の裏面に補強用の和紙を貼りつける「裏打ち」という作業があります。この作業、紙が大きなサイズになればなるほど裏打ちをするのは一苦労になりますが、絵を描く時に色々な技法が使い易くなる利点があります。
4年生は今回2mを超える大作に挑む為裏打ちの工程は必須に。
写真は裏打ち指導担当・鈴木貴夫先生の説明や所作を受け、学生が悪戦苦闘しながら実践している所。
学生は一人でも裏打ちが出来る様にならねば!と真剣に受けていました。
学部生が受ける授業の中でも一番大掛かりな講義になっています。
本日、本大学芸術資料館にて准教授・岩永てるみ先生のトークショウが開催されました。
下の写真は岩永先生が描かれた大学院修了作品に使われている画法の実演をされた時の様子です。
この写真は銀箔の変性実験をしている所。
日本画の学生だけではなく他専攻の方も聴講可能である授業は珍しく、皆さん真剣に聞かれていました。
本大学におけるこういったイベントの詳細は大学公式ホームページで確認できます。
ご興味がありましたら覗いて見てくださいね。
愛知県立芸術大学美術学科・日本画専攻の新年度がスタートしました!
本日は入学式。日本画は49期生10名が新しく入学しました。大学の桜がちょうど満開で新しい門出を彩っています。
来週からは全学年が早速新課題に取り組んでいきます。随時、授業風景や活動内容をブログ更新していきますので今年度もよろしくお願いいたします。
日本画研究室一同