今年度で客員教授を退職される田渕俊夫先生の最終講義の日程が下記のように決定致しました。皆様の聴講をお待ちしております。
●田渕俊夫先生最終講義
日時:平成26年2月7日(金)
時間:2限(10:30~12:00)
場所:愛知県立芸術大学 資料館演習室
※また同日、春の院展小下図研究会も予定されております。
●春の院展小下図研究会
日時:平成26年2月7日(金)
時間:13:00~15:00
場所:未定
2013年12月19日木曜日
2013年12月11日水曜日
特別公開講座のご案内
2014年1月に、現在、東京芸術大学大学院招聘教授でもあられる、中国工筆画作家の何 家英(か かえい)先生をお招きし、「中国工筆画の歴史と現在」について特別講義をしていただきます。
田渕俊夫先生、松村公嗣先生ご推薦です。卒業生の皆様も是非ご参加ください。
日時 平成26年1月14日(火)
午前10時30分から12時
場所 愛知県立芸術大学 新講義棟
田渕俊夫先生、松村公嗣先生ご推薦です。卒業生の皆様も是非ご参加ください。
日時 平成26年1月14日(火)
午前10時30分から12時
場所 愛知県立芸術大学 新講義棟
2013年12月5日木曜日
再興第98回院展が開催中です
11月30日(土)→12月8日(日) 松坂屋7階、松坂屋美術館・8階マツザカヤホールにて再興院展が開催されています。
愛知芸大在学中の若手作家から卒業生の作家まで、幅広い年代の作品が展示されております。院展名古屋展の特色として、昨年より始まりました「出品者による㊙テクニック講座」が行われており、12月1日(日)~7日(土)まで1日1回(14:00~開始)、その日の担当作家によって内容が変わる大変面白い内容となっております。
上の写真は12月4日(水)に行われた講座の写真。(参加者の方に説明中)
この日は料紙(書を施す和紙にあらかじめ箔や飾り紙で装飾を行ったもの)の技術を基に、本のしおりを作ろう!という内容でした。
皆さん、メモを取りながら、真剣に聞いて下さっています。
参加者の方が完成させたしおり。
それぞれの方の感性がよく出ており、趣の有るしおりが出来ました。
12月8日(日)14:00には愛知芸大学長、松村公嗣先生のトークショーもあります。
ご興味のある方は是非ご高覧下さい。
2013年12月2日月曜日
特別授業
保存修復理論の講義に増田勝彦先生をお招きしました。
増田先生は現在、昭和女子大学 光葉博物館 顧問をされています。
本講義では特に和紙に関してご講義頂きました。
日本古典絵画の多くは和紙・絵絹に描かれていますが、それらは鑑賞するために掛け軸や屏風、巻子(巻物)、障壁画などに仕立てられています。
そして、仕立てるためには作品の裏側に何種類もの和紙を打って、作品にとって安定した状態にしてあります。
ですから、和紙について知ることは保存修復を学ぶ上で欠かせないのです。
今回は保存修復理論の概要ほか、和紙同士の接着の考え方、『打ち紙』という和紙を打ち締める技法実習をメインにした内容となり、先生のお人柄もあって和やかな講義でした。
増田先生は現在、昭和女子大学 光葉博物館 顧問をされています。
本講義では特に和紙に関してご講義頂きました。
日本古典絵画の多くは和紙・絵絹に描かれていますが、それらは鑑賞するために掛け軸や屏風、巻子(巻物)、障壁画などに仕立てられています。
そして、仕立てるためには作品の裏側に何種類もの和紙を打って、作品にとって安定した状態にしてあります。
ですから、和紙について知ることは保存修復を学ぶ上で欠かせないのです。
和紙の接着について体験実習
今回は保存修復理論の概要ほか、和紙同士の接着の考え方、『打ち紙』という和紙を打ち締める技法実習をメインにした内容となり、先生のお人柄もあって和やかな講義でした。