2016年11月29日火曜日

古美術研究旅行を終えて

もう11月も終わりで、コタツが恋しい季節となり、研究室でもストーブが稼働し始めました。
11月の始めに歴代3年生が行っている、6泊7日の古美術研究旅行がありました。

今年の布陣は、

阪野 智啓 先生

井手 康人 先生

北田 克己 先生

と、よりマニアックな古美研となりました。

我々非常勤講師は1日ごとに交代なので、分からない部分は当日記していた古美研連絡ノートを見ながら記事を書いていこうと思います。

まずはバスに乗り、岡太神社、大滝神社へ到着して いよいよスタートです。

















1時間ほど神社を見学して昼食を摂った後、岩野平三郎製紙所へ見学に行かせて頂きました。
下の写真は察するに、木を水に漬けて柔らかくしている物を見ているところでしょうね。

皆様真剣なまなざしで木を水に漬けて柔らかくしている物を見ています。

















4名のチームワークが大事だったと思います。
確かここで上手くいかないと1枚の和紙で、厚い所と薄い所が出来てしまう事になります。
だったと思います。

















1日目はこんなところです。
続きまして2日目です。

ここはおそらく大徳寺です。



京都旅行では定番ですが、金閣寺も見に行きます。





















お次はおそらく妙心寺 退蔵院です。
連絡ノートにお抹茶頂きました、と書いてありました。
  私もお抹茶頂きたかったです。


2日目もこんなところです。
この調子で書いて行ったらとんでもなく長い記事になりそうです。
とりあえず3日目を書いてから考えます!!


3日目は舞妓さんにモデルになって頂いてスケッチをさせて頂きます。
舞妓さんはやはりとても綺麗で中々無い機会に皆さん集中して描いています。
















舞妓さんのスケッチには井手先生も参戦!
どんなスケッチか見せて頂きたいですね!!!!
3日目はこんな感じでした。
続きまして4日目です。

4日目は10円玉でお馴染みの平等院に行きました。
鳳凰堂の前で皆様とても良い笑顔で写っています。


平等院に行った後は日本画を描いている方なら必ずお世話になったことのある、
ナカガワ胡粉株式会社様に見学をさせて頂きました。




4日目はこんな感じです。


5日目は私も引率として奈良に行ってきました。

まずは鹿ですね。井手先生が鹿煎餅を配給しています。
余談ですが、私が持っていた紙袋の手さげを鹿に食べられて、大変悔しい思いをしました。
奈良に紙袋を持って行く際は十分ご注意ください。


この日は、東大寺に行ったり、興福寺に行ったり、秋篠寺に行ったりとかなりの場所を周ったのですが、写真を撮り忘れてしまい、下の正倉院の写真しかありませんでした。

正倉院では係の方がとても丁寧に説明してくださり、大変勉強になりました。


5日目はこんなところです。
6日目です。
法隆寺ですかね。
北田先生が法隆寺について説明してくださっています。


































こんなもんですね。
6日目は。
次の日は最終日でしたが、飛鳥に行き、各自古墳を見たりなんだりするほぼ自由行動でしたので、
写真は無いです!


ブログにはとても載せきれないくらい他にも色々まわっています。
かなりボリュームのある古美術研究旅行となっております。

生徒たちは古美術研究旅行から帰り、旅行で培った知識を踏まえ、「古典と現代」というテーマの自由制作に3年生最後の課題として取り組みます。

どんな作品が生まれるか楽しみですね。






日本画研究室
石谷








2016年8月29日月曜日

日本画50周年ー伝統と彩りー 展示当番表(改訂版)

8/29現在 先日公開致しました当番表から当番日を変更させて頂きました。
データをご確認ください。
また何かご不明な点、ご要望等ございましたら、日本画研究室宛にご連絡くださいませ。


2016年7月21日木曜日

50周年―伝統と彩り― DM完成しました(修正版)

50周年―伝統と彩り― 出品者の皆様

DMのデータが完成しましたので、ご確認ください。
以前にもおしらせ致しましたが、
DMはがきは予算の都合上制作致しませんので、
各自印刷してご利用ください。
ご理解ご協力の程、お願い致します。

追記:この添付データは7月22日(金)10:45に修正版をアップロード致しました。
先日のデータで印刷の方はお手数ですがご確認をお願い致します。











50周年―伝統と彩り― 出品者当番日のお知らせ

50周年―伝統と彩り― 出品者の皆様

7月20日現在で、当番日が決まった方をお知らせいたします。
各自日程を確認してください。(データはjpegです)
まだ未定の方は決まり次第、研究室宛にメールでご一報ください。

第101回院展 本画研究会の日程について

本画研究会の詳細と日程が決定しましたので、以下のとおりお知らせいたします。

・日程: 8月8日(月)

・時間: 13:00~

・場所: 愛知県立芸術大学 日本画四年生 大アトリエ

・小下図と共に、本画をお持ちください。


なるべく乗り合わせでお越しくださいますよう、ご協力お願い致します。

2016年7月15日金曜日

出品のお願いと搬入日の変更について

日本画専攻50周年 -伝統と彩りー

 時下、皆様には益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。既にご承知の事とは存じますが、今年度愛知県立芸術大学は創立50周年を迎えております。つきましては、松村公嗣学長の発案をもとに、1期から47期の卒業生の皆様に出品をお願いし、日本画専攻の50年を振り返る展覧会の開催を企画しております。
何卒ご賛同頂き、出品をお願いしたいと存じます。


・会期    9月3日(土)~9月11日(日)

・時間    10:30~16:30

・会場    愛知県立芸術大学日本画4年生アトリエ

・作品サイズ 4号程度 1点

・搬入      月31日(水)10:00〜13:00
       (※当初9月2日を予定しておりましたが変更となりました。)
       日本画4年アトリエに直接搬入して下さい。
       夏季休業中につき宅急便での搬入は対応出来ません。
       叶わぬ方は他の出品者の方に搬入を依頼して下さい。

・搬出    9月11日(最終日)16:30〜17:30
       なるべく当日の搬出をお願い致しますが、無理な方は
       9月26日以降に日本画研究室に取りに来て下さい。

・会費    1,000円を搬入時にお納め下さい。
       諸々の消耗品に充てたいと思います。

・会場当番  3時間の会場当番をお願いします。参加のお返事を頂く際に可能な日時を複数日お知らせ下さい。調整し再度お伝え致します。
 
 ・その他   DM、チラシ等は予算の都合上作成出来ませんが、希望の方は
        データをお渡ししますので、各自ご自身で印刷をお願い致し
        ます。

 上記の内容で出品頂ける方は、7月22日迄に題名、サイズ、当番日、何期生かを添えて研究室のメール宛にご連絡下さい。何か不明な点がありましたら、日本画研究室にお問い合わせ下さい。

0561−76−4419

2016年6月29日水曜日

田渕俊夫先生 ドキュメンタリー番組の放映


NHK ETV特集【Eテレ】
薬師寺 巨大仏画誕生~日本画 田渕俊夫 3年間の記録~

放映時間: 平成28年7月2日(土) 23時00分~23時59分


奈良・薬師寺では、16世紀までに焼失した伽藍の復興が50年に渡り進められてきました。
このたび、伽藍最大の建築物である食堂復興にあたり、食堂のご本尊として収める 阿弥陀三尊像 の制作をされた 田渕俊夫先生 を、3年間にわたって記録したドキュメンタリーが、NHK ETV特集において放映されることとなりました。
是非ご高覧頂きたくお知らせ申し上げます。

NHK番組紹介ページはこちら

2016年6月10日金曜日

科研+膠文化研究会 第9回公開研究会「膠と継承者」のお知らせ

 東京以外で初めて、愛知での公開研究会を開催します。メーカーの技術担当土居昌裕氏から絵画用膠の製品開発について、長年一線で活躍されてきた日本画家上村淳之氏、数多くの古典絵画模写に取り組まれてきた加藤純子氏のお話をお聞きします。


主 催:科学研究費基盤研究(B)「絵画表現における風土と技術 -膠を中心とする伝統的材料の持続性に関する調査研究-
共 催:膠文化研究会
後 援:文化財保存修復学会、国宝修理装師連盟、愛知県立芸術大学、愛知県立芸術大学文化財保存修復研究所

日 時  :7月9日(土)午後1時より
会 場  :愛知県立芸術大学 新講義棟
定 員  :先着100
参加料  :無 料
懇親会費:一般3,500円、学生2,000


プログラム

司  会:早川 典子 東京文化財研究所保存修復科学センター主任研究員

1230 開場・受付開始

1300-1310 開会挨拶:稲葉政満 東京藝術大学大学院美術研究科教授

1310-1350 「三千本膠『飛鳥』の開発について」
土居 昌裕    旭陽化学工業株式会社技術部長

1350-1430 「模写という道」
加藤 純子    名古屋城本丸御殿障壁画復元模写制作共同体
聞き手 北田 克己 愛知県立芸術大学美術学部教授

1430-1510 「伝統技法と素材(紙・絵具・膠)」
上村 淳之    日本画家・文化功労者・京都市立芸術大学名誉教授

1510-1530 「膠の基礎知識」リーフレットについて
宇髙 健太郎  日本学術振興会特別研究員

1530-1600        休憩

1600-1630 質疑応答
座長:荒井  経  東京藝術大学大学院美術研究科准教授
  
1630-1640 閉会挨拶:北田克己 愛知県立芸術大学美術学部教授

1640-1710 文化財保存修復研究所見学(希望者)

1800-1930 懇親会 藤が丘近辺(当日お伝えいたします)

プログラムは変更になる場合があります。


参加申込み:

事前受付制。
膠文化研究会公式サイトから参加応募様式をダウンロード、必要事項を記入の上、事務局 nikawalabs@gmail.com 宛メールに添付してお送りください。
受付後、参加受付確認メールをお送りします。

受付期間:6月10日(金)〜7月1日(金)
懇親会費事前払込期限:  7月4日(月)



申込み、問い合わせ先:
問い合わせはメールでお願いします。

科研+膠文化研究会 第9回公開研究会事務局
愛知県立芸術大学日本画研究室内
480-1194 愛知県 長久手市岩作三ケ峯1-114
電 話: 0561 76 3586(柳沢・鈴木)
メール:nikawalabs@gmail.com


膠文化研究会公式サイト http://nikawalabs.com/index/

膠研フェースブックページ http://www.facebook.com/NikawaLabs

小下図会 時間変更

先日お伝えしました小下図研究会の詳細に変更があります。


14時に予定されていました小下図会ですが、13時からの変更となりました。
皆様ご注意下さいませ。


●日程:平成28年6月23日(木) 

●時間:13時~

●場所日本画第三研究室 横 既設講義室

●岩絵の具にて彩色した小下図をご持参下さい。



2016年6月8日水曜日

再興101回院展 小下図研究会について

小下図研究会の詳細が決定しましたので以下の通りお知らせ致します。


●日程:平成28年6月23日(木) 

●時間:14時~

●場所:日本画第三研究室 横 既設講義室

●岩絵の具にて彩色した小下図をご持参下さい。


※学内耐震工事中につき、駐車場が大変込み合います。
なるべく公共交通機関でお越しくださいますよう、ご協力お願い致します。










2016年6月1日水曜日

展示のお知らせ

第六回 風雅の会 日本画展

平成28年6月15日(水)~6月21日(火)
松坂屋本館8階美術画廊

愛知県立芸術大学学長・松村公嗣先生に主導いただき、同大学を卒業し創作活動を展開している作家38名を選抜。
それぞれの個性が存分に発揮された意欲溢れる新作を展観。
愛知県立芸術大学創立50周年関連事業として開催いたします。

<出品作家>
岡田眞治、吉村佳洋、岩永てるみ、阪野智啓、廣田晴彦、古田年寿、芝 康弘、牧田宏之、大矢 亮、中神敬子、牧野 環、武蔵原裕二、濱島 司、高木優子、金澤尚武、石谷雅詩、平林貴宏、神谷菜穂、坂根輝美、藤城正晴、山口貴士、岸本浩希、本地裕輔、栁沢優子、加藤清香、安井彩子、南里康太、深尾育美、森下麻子、手塚 華、川島 優、鈴木靖代、河本真里、早川実希、安田拓矢、鈴木広太、坂場加奈子、玉井伸弥

《賛助出品》松村公嗣

(順不同・敬称略)
<ご案内>
6月18日(土)14時~
松村公嗣先生によるギャラリートークを開催。

(※都合により変更になる場合がございます。)

2016年5月17日火曜日

再興101回院展 小下図研究会・研究会について

小下図と本画の研究会日が決定しました

●小下図研究会 平成28年6月23日(木) 時間:未定 場所:未定
●本画研究会  平成28年8月8日(㈪)   時間:未定 場所:未定 
         参加費:1,000円

ご指導下さる先生 松村公嗣先生 北田克己先生 井手康人先生

それぞれの研究会に日本画材で制作した小下図をご持参下さい。
未定部分は追って当ブログに掲載致します。


2016年4月29日金曜日

古川美術館 【模写展】 

岡田眞治先生によるワークショップ「模写体験」が行われました。

古川美術館開館25周年×愛知県立芸術大学創立50周年 特別記念展「愛知県立芸術大学 模写展 ~片岡球子が遺した古典模写事業とその後継者たち~」が古川美術館にて開催中です。

その関連イベントと致しまして、4月27日(水)ワークショップを行いました。
先着16名の予約はすぐに埋まり、激戦を勝ち抜いた方々のご参加です。

鳥獣戯画、伴大納言絵巻、随身庭騎絵の3種類の図柄から描きたい絵を体験者の方に選んで頂き、上げ写しによる模写体験を行ないました。
みなさま初めての「上げ写し」に苦戦しながらも、貴重な体験をしたと非常に満足げに帰られていきました。



愛知県芸の模写事業からは多くの優れた画家が育って行きました。この事業で修得した日本画の最高レベルの技術を自身の創作活動にも展開させ、活躍を続けるたくさんの後継者たち。
この展示では模写作品以外にも長年模写事業に携わってきた画家たちの作品約50点を、事業創設者である片岡球子の作品と共に展示しております。心ゆくまでご鑑賞ください。


会期 平成2842()529() 休館日 月曜日

開館時間 午前10時~午後5 (最終入館は午後4時半)

2016年4月15日金曜日

第71回 春の院展 名古屋展 始まります

第71回 春の院展

松坂屋美術館 名古屋松坂屋 南館7階

平成28年 4月16日(土)~24日(日)会期中無休

開館時間10:00~19:30 
ただし、最終日4月24日(日)は18時閉館
いずれも入館は閉館の30分前まで



日本美術院同人作品、春季展賞、(郁夫賞)、外務大臣賞他受賞作品、

地元入選及び初入選作品他、合計約120点を展示いたします。



 日本美術院同人によるギャラリートーク&サイン会

ギャラリートーク/場所:松坂屋美術館内 
サイン会(トーク終了後)/場所:松坂屋美術館出口
 
4月16日(土)  11時〜 小山 硬    14時〜 田渕 俊夫

4月20日(水)  11時〜 川瀬 麿士   14時〜 北田 克己

4月24日(日)  11時〜 松村 公嗣   14時〜 西田 俊英

サインは本展の図録をご購入の方に限らせていただきます。 都合により変更等になる場合がございますので、ご了承ください。


《交通案内》
地下鉄矢場町駅(名城線)下車、5番出口すぐ

2016年4月14日木曜日

28年度が始まりました!

日本画専攻の始業式がありました

4月より新1年生・新院1年生の計17名を迎え新年度が始まりました。
本日は先生方が全員揃われたので始業式です。


 
 
 
井手康人先生を准教授にお迎えして新体制となりました。
 
 
新しく入学した学生は51期生。日本画専攻も半世紀を迎えました。
本年も授業の様子や展覧会告知を行っていきますのでたぬきのつぶやきブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。



2016年1月29日金曜日

第71回 春の院展 本画研究会のお知らせ

●第71回 春の院展 本画研究会のお知らせ


●日時 2016年3月5日(土)

●時間 17:00~

●場所 長久手公民館

●会費 千円

●持参物 本画・小下図
 

※ 駐車場が混み合いますので、出品者の方、複数での
持参にご協力お願いいたします。