ラベル 模写 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 模写 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年4月29日金曜日

古川美術館 【模写展】 

岡田眞治先生によるワークショップ「模写体験」が行われました。

古川美術館開館25周年×愛知県立芸術大学創立50周年 特別記念展「愛知県立芸術大学 模写展 ~片岡球子が遺した古典模写事業とその後継者たち~」が古川美術館にて開催中です。

その関連イベントと致しまして、4月27日(水)ワークショップを行いました。
先着16名の予約はすぐに埋まり、激戦を勝ち抜いた方々のご参加です。

鳥獣戯画、伴大納言絵巻、随身庭騎絵の3種類の図柄から描きたい絵を体験者の方に選んで頂き、上げ写しによる模写体験を行ないました。
みなさま初めての「上げ写し」に苦戦しながらも、貴重な体験をしたと非常に満足げに帰られていきました。



愛知県芸の模写事業からは多くの優れた画家が育って行きました。この事業で修得した日本画の最高レベルの技術を自身の創作活動にも展開させ、活躍を続けるたくさんの後継者たち。
この展示では模写作品以外にも長年模写事業に携わってきた画家たちの作品約50点を、事業創設者である片岡球子の作品と共に展示しております。心ゆくまでご鑑賞ください。


会期 平成28年4月2日(土)~5月29日(日) 休館日 月曜日

開館時間 午前10時~午後5時 (最終入館は午後4時半)

2014年10月22日水曜日

芸術講座の様子

東寺蔵両界曼荼羅図模写完成を迎え、記念講演が催されました

本大学、模写班が6年の歳月を掛け完成させた「東寺両界曼荼羅図」。
この作品完成時期と近くして大学構内に新しく「文化財保存研究所」が設立されました。
「文化財保存研究所」は作品自体に修復を施す場所として。「模写班」は原本作品資料を基に精密な模写作品を制作する場所として。
二つの施設により、作品保存の研究がより充実して行えるようになりました。
これらを記念し、客員教授・有賀祥隆先生と名誉教授・山崎隆之先生が講演を行われましたので、その時の様子を紹介します。

 
有賀祥隆先生が両界曼荼羅図について講義されている所。百数十名の方が聴講されました。



  山崎隆之先生は法隆寺模写館の展示室内で講演をされました。
 こちらも立ち見の方が出られる状況でした。

両名の先生の深い知識に、受講者は熱心にメモを取っていました。


2014年9月29日月曜日

芸術講座のおしらせ

有賀祥隆先生・山崎隆之先生 講演会

2014年10月16日(木)
10:30~16:00
受講料無料

本学客員教授であり、本年度設立された文化財保存研究所顧問を務める有賀祥隆先生による芸術講座「東寺の両界曼荼羅図について」と、山崎隆之先生による特別講義「仏像修理の歴史に学ぶ-復元から現状維持へ-」を併せて開催いたします。また模写完成披露会と、加藤厚 氏によるギャラリートークも開催いたしますので、皆様ふるってご参加ください。


※申込み締切は 9月30日(火) となっていますが、定員に空きのある場合がございます。
 お問い合わせは 芸術情報課 地域連携係 までお願いします。
http://www.aichi-fam-u.ac.jp/ja/info-art/item/1060-2014-09-20-00-03-00.html

※日本画専攻卒業生の方は日本画研究室に御連絡頂いて構いません。

※駐車場はございませんので、当日は公共交通機関をご利用ください。


2013年12月2日月曜日

特別授業

保存修復理論の講義に増田勝彦先生をお招きしました。
増田先生は現在、昭和女子大学 光葉博物館 顧問をされています。
本講義では特に和紙に関してご講義頂きました。

日本古典絵画の多くは和紙・絵絹に描かれていますが、それらは鑑賞するために掛け軸や屏風、巻子(巻物)、障壁画などに仕立てられています。
そして、仕立てるためには作品の裏側に何種類もの和紙を打って、作品にとって安定した状態にしてあります。
ですから、和紙について知ることは保存修復を学ぶ上で欠かせないのです。

和紙の接着について体験実習


今回は保存修復理論の概要ほか、和紙同士の接着の考え方、『打ち紙』という和紙を打ち締める技法実習をメインにした内容となり、先生のお人柄もあって和やかな講義でした。




2013年11月27日水曜日

受託研究模写

本学日本画専攻教員と卒業生により、平成22年度より安城市歴史博物館所蔵「本證寺本 聖徳太子絵伝」(重要文化財)の現状模写を行っています。

この作品には、聖徳太子が生まれてから生涯にわたって行った偉業の数々が年齢ごとに描かれています。また、「聖徳太子絵伝」と呼ばれる作品は多く存在しますが、本證寺本の特徴はひとつずつが大きな掛け幅で、全十幅からなる大作であることです。

 
                  第三幅                             第十幅


模写には大きく分けて「現状模写」と「復元模写」があります。
「現状模写」は文字どおり、作品の古い雰囲気や絵具の変色、剥落(はくらく)も含め、現在の状態を写すことです。
「復元模写」は描かれた当時の状態を想定して描くことをいいます。 

本研究では、現状模写といっても原本にある汚れは描かず、傷も目立たないように模写することで、絵画として見易くなるようにしています。

一年に2幅ずつのペースで制作しており、平成26年度に全十幅完成予定です。
本年度は第四幅、第五幅を制作しています。
下の写真は夏ごろの作業風景です。

古色づけのようす(古びた雰囲気を絵具で表現する作業)


2013年11月26日火曜日

第三研究室 1年生研究発表会

 大学院、第三研究室では古典絵画の模写研究を行っています。

 1年生の課題では、紙、絹、板などさまざまな基底材を用いた模写に取り組み、材料の伝統的な扱い方や絵画技法を学んでいます。

 今回の課題は板絵復元模写制作で、板材に描かれた作品の模写だけでなく当時の様子を様々な資料をもとに復元します。作品は各自興味のあるものを自由に選んだので、仏画から花鳥画まで様々な作品が揃いました。

そして完成後にはレポートの提出をするのですが、今回は初の試みとなる研究発表会を行いました。
担当の先生と学生だけの小規模なものですが、発表することで自分の研究内容をより理解し、また各々取り組んでいた作品が違うので、人の発表を聞くのも勉強になりました!





 

2013年10月18日金曜日

愛知県立委託模写事業 進捗状況

 昭和49年にスタートした愛知県立委託模写事業ですが、平成20年より教王護国寺(東寺)所蔵、 国宝 両界曼荼羅図(伝真言院曼荼羅)の現状模写に取り組み、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅をそれぞれ三年での完成計画にて進めています。
 
 

 両界曼荼羅とは真言密教の教えを視覚的に表したもので、胎蔵界と金剛界の2幅から成り立っています。東寺の両界曼荼羅図は平安時代に描かれた現存最古の彩色曼荼羅といわれ、大きな損傷も無く大変美しい作品です。
 

 現在模写を行っている金剛界曼荼羅は9つの正方形状の画面で構成されていますが、これらはすべて独立した曼荼羅の集合体となっています。模写では各画面を一人ずつで分担しています。下の写真を見ていただくと分かりやすいですね。ちなみに、仏様を全部数えるとなんと1461尊だそうです。ありがたいですね。 
 
 
 そして現在模写三年目を迎え、
全体に彩色が進み、今年度の完成に向け細部の描写を詰めていく作業を行っています!



2013年10月17日木曜日

保存修復実習

大学院、第三研究室では脇屋墨匠堂、脇屋助作先生の御指導のもと、24年度より岐阜市歴史博物館所蔵、真長寺「十二天像」「真言八祖像」の「保存修復実習」を行っています。

先生は正倉院御物をはじめ多くの国宝、重要文化財の修復をてがけ、最近ですとボストン美術館の東洋絵画修復を現地(アメリカ)でされました。
修理方法だけでなく、道具の扱い方からなにまで指導して頂いてます。

この日は前期授業のつづき
写真の毘沙門天、はじめは崩れそうでしたが、裂(きれ)も新しくなって修復完成間近です!
次回の授業で軸をつけて掛け軸のかたちになります。





2013年6月20日木曜日

表装実習

大学院第三研究室では、古典絵画の模写研究を行っています。

本日は、大学院1年生が、自分の描いた模写作品(伴大納言絵巻)を掛け軸に仕立てる授業を行いました。

掛け軸にする最初の行程として、作品と裂(きれ)を裏打ちしました。


※裂・・・表具等で使われる織物

※裏打ち・・・紙や裂などの裏面に和紙を糊貼りして補強する作業