大学院、第三研究室では古典絵画の模写研究を行っています。
1年生の課題では、紙、絹、板などさまざまな基底材を用いた模写に取り組み、材料の伝統的な扱い方や絵画技法を学んでいます。
今回の課題は板絵復元模写制作で、板材に描かれた作品の模写だけでなく当時の様子を様々な資料をもとに復元します。作品は各自興味のあるものを自由に選んだので、仏画から花鳥画まで様々な作品が揃いました。
そして完成後にはレポートの提出をするのですが、今回は初の試みとなる研究発表会を行いました。
担当の先生と学生だけの小規模なものですが、発表することで自分の研究内容をより理解し、また各々取り組んでいた作品が違うので、人の発表を聞くのも勉強になりました!