たぬきのつぶやき ~愛知県立芸術大学日本画研究室ブログ~
2014年12月8日月曜日
日本画グループ展 第5回 リプル展 告知
日本画グループ展 第5回 『リプル展』 のお知らせです。
〇平成26年 12月10(水)~16日(火)
〇名古屋栄三越 7階 特選画廊 *最終日は5時終了
〇岩永てるみ 近藤仁 芝康弘 高倉未知 松村公太
各10号2点 30号以上1点
営業時間/全館 10時―20時
日本画の世界に小さな波紋を、との思いで始めたこの展覧会も今回が最終回です
。模索と進化の5年間を見守って下さった皆様に心より感謝し、是非ご高覧賜りますようご案内
申し上げます。
(以上 開催文より抜粋)
2014年11月28日金曜日
告知 再興 第99回院展 始まります
明日より松坂屋名古屋展にて、再興第99回院展が開催されます。
(以下開催概要より抜粋)
期間 11月29日(土)~12月7日(日)
開館時間 10時~19時30分
※最終日12月7日(日)は18時閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)
入館料(税込)=一般700円(500円)/高・大生500円(300円)中学生以下無料
( )内は前売り・団体割引料金 ※団体は10名様以上
第1会場 松坂屋美術館 松坂屋名古屋店 南館7階
第2会場 マツザカヤホール 松坂屋名古屋店 南館8階
〇イベントのご案内
【ギャラリートーク】
日時
〇11月29日(土)14時~
ゲスト:日本美術院同人 田渕俊夫先生
〇12月7日(日)14時~
ゲスト:日本美術院同人 松村公嗣先生
会場 第2会場(南館8階マツザカヤホール)内
【出品者による絵画㊙テクニック講座】
日時
〇11月30日→12月6日(土)各日14時~
会場 第2会場(南館8階マツザカヤホール)内
※各イベントは都合により変更となる場合がございます
2014年11月24日月曜日
真長寺にて講演会
11月23日(日)岐阜県真長寺にて「三輪山真長寺文化財保存会、創立20周年記念式典」があり、そこで本学保存修復研究所の脇屋助作先生による講演会が行われました。
この日は「もみじ祭り」も開催され、多くの方が訪れていました。
現在、保存修復研究所では真長寺に伝承される仏画群を修復教材として使わせて頂いており、毎年2~3点づつ修理に取り組んでいます。
講演では修復に使用する道具や材料、修復工程についてスライドを交えながら解説を行いました。
また、修復済の仏画3点(梵天・毘沙門天・弘法大師像)も公開され、文化財保存への取り組みを広く知って頂ける機会となりました。
2014年10月22日水曜日
芸術講座の様子
東寺蔵両界曼荼羅図模写完成を迎え、記念講演が催されました
本大学、模写班が6年の歳月を掛け完成させた「東寺両界曼荼羅図」。
この作品完成時期と近くして大学構内に新しく「文化財保存研究所」が設立されました。
「文化財保存研究所」は作品自体に修復を施す場所として。「模写班」は原本作品資料を基に精密な模写作品を制作する場所として。
二つの施設により、作品保存の研究がより充実して行えるようになりました。
これらを記念し、客員教授・有賀祥隆先生と名誉教授・山崎隆之先生が講演を行われましたので、その時の様子を紹介します。
有賀祥隆先生が両界曼荼羅図について講義されている所。百数十名の方が聴講されました。
山崎隆之先生は法隆寺模写館の展示室内で講演をされました。
こちらも立ち見の方が出られる状況でした。
両名の先生の深い知識に、受講者は熱心にメモを取っていました。
2014年9月29日月曜日
芸術講座のおしらせ
有賀祥隆先生・山崎隆之先生
講演会
2014年10月16日(木)
10:30~16:00
受講料無料
本学客員教授であり、本年度設立された文化財保存研究所顧問を務める有賀祥隆先生による芸術講座「東寺の両界曼荼羅図について」と、山崎隆之先生による特別講義「仏像修理の歴史に学ぶ-復元から現状維持へ-」を併せて開催いたします。また模写完成披露会と、加藤厚 氏によるギャラリートークも開催いたしますので、皆様ふるってご参加ください。
※申込み締切は 9月30日(火) となっていますが、定員に空きのある場合がございます。
お問い合わせは 芸術情報課 地域連携係 までお願いします。
http://www.aichi-fam-u.ac.jp/ja/info-art/item/1060-2014-09-20-00-03-00.html
※日本画専攻卒業生の方は日本画研究室に御連絡頂いて構いません。
※駐車場はございませんので、当日は公共交通機関をご利用ください。
2014年7月16日水曜日
再興第99回院展 研究会を催します
再興第99回院展 研究会のお知らせ
日:平成26年8月7日 木曜日
時:17時~
場所:学部4年大アトリエ
※梱包材を外す・付けるのは、学部3年アトリエでお願いいたします
学部4年小アトリエは作品撮影場所として使用しますので、ご遠慮ください。
会費:1000円
本画の他、小下図・必要であればスケッチ資料などをお持ちください。
2014年7月1日火曜日
続・再興第99回院展小下図研究会のお知らせ
小下図研究会の開始時刻を変更しました。
7月3日(木) 15時~
となります。
場所はそのままです。
第三プレハブ講義室(法隆寺資料館横)までお越しください。
日本画研究室
2014年6月18日水曜日
「林泉遊楽」 北田克己日本画展のお知らせ
「林泉遊楽」 北田克己日本画展
東京展
会期/2014年6月25日(水)~7月1日(火)
会場/日本橋三越本店本館6階美術特選画廊<最終日は午後4時閉場>
ギャラリートーク6月28日(土) 午後2時より
名古屋展
会期/2014年7月30日(水)~8月5日(火)
会場/名古屋栄三越7階美術画廊<最終日は午後5時閉場>
ギャラリートーク8月2日(土) 午後2時より
仙台展
会期/2014年9月3日(水)~9月8日(火)
会場/仙台三越本館7階ホール杜の都のアートフェア会場内<最終日は午後5時閉場>
ギャラリートーク9月7日(日) 午後2時より
広島展
会期/2014年9月30日(火)~10月6日(月)
会場/広島三越7階三越画廊<最終日は午後4時閉場>
ギャラリートーク10月4日(土) 午後2時より
2014年6月13日金曜日
截金を学ぶ2
本日の授業の講師は、月岡裕二先生です
学部2年生に箔を貼るまでの工程を丁寧に教えて下さいます。
まずは箔の基本知識から。
箔は金を始めとした数種類の金属から作られていますが、その配合率次第で色・製品サイズ・柔らかさなどが様々に変化します。
下記の写真はその説明をしている所。
この説明を受けた後に、箔を画面に貼るための前準備をしていきます。
貼りやすいように箔より少し大きめの薄い和紙に箔を貼りつけ(箔をあかすと言います)、その後画面に1枚ずつあかした箔を貼って本日の工程は終了。
2日間掛けて6号サイズに綺麗に貼りきれるよう作業していきます。
再興第99回院展小下図研究会のお知らせ
院展小下図研究会を開催いたしますので、ご参加希望の方は下記情報をご確認ください。
日にち:平成26年7月3日 木曜日
時間:14時から
場所:日本画第三研究室講義室
(愛知県立芸術大学法隆寺金堂壁画模写展示館
隣奥のプレハブ
)
※日本画材で描かれた小下図を持参して下さい。
※H26年、本大学音楽棟の新設により、駐車スペースの変更がありました。研究会会場になる第三プレハブ周りの駐車場は大学従事者の駐車で混雑しますので、管理棟前・島本画材前・その他駐車場をご利用ください
2014年6月11日水曜日
続・美術特別授業「プロジェクト研究4」
「プロジェクト研究4」第2回3回、テンペラ画の黄金背景制作の続きです。
金箔を貼る土台として、石膏やボーロという赤土を何度も塗り重ね、磨き、下地を作っていきます。
その上に金箔をおしていくのですが、金箔はちょっとした空気の揺らぎでひらひらと飛んでしまうほど薄く、扱いが大変難しい素材です。
慎重に慎重に…
皆、真剣な面持ちで作業しました。
そして最後にメノウという鉱石で金箔地を磨いていきます。
メノウの硬さが丁度いいのだそうです。
これも優しくやさしく……段々力を込めて…
すると、鏡のように輝いてきました!
宗教画の表現技法として頷ける美しさです。
テンペラの黄金背景は日本画専攻の受講生には初めての体験で、西洋と東洋の気候の違いからくる絵画素材や技法の違いなどを新しい角度から学ぶことが出来ました。
次回からは日本の障壁画における金地表現の実習になります。
2014年5月29日木曜日
截金(きりかね)を学ぶ
今回ご紹介するのは金箔への細工を施して作品に利用する「截金」の授業。
古典文様の手本を参考に截金の作品を2日掛けて制作します。
箔を細かく裁断する工程が入る為、行程をやり易くする下準備をし、
その後いよいよ箔を裁断
一本の幅はなんと髪の毛くらい!
竹で作った竹刀で切っています。
必要な分量が出来たら、絵の具で下塗りをした画面に文様を描いて行きますが…
息を止めてしまうような作業が長時間続きますが貼れば貼る分だけ文様がどんどん出来ていきますので慣れと楽しむ気持ちが出てきます。
学生は金箔以外の箔にも挑戦していました。
2014年5月21日水曜日
専攻の垣根を超えて…
大学院(研究科)・美術特別授業「プロジェクト研究4」の授業の一場面
年間を通して行う美術特別授業「絵画における金地表現を実技を通して追及する授業」を日本画専攻・阪野智啓先生が行っています。
前回はガイダンスのみでしたが、今回から実技へ!
日本画材を用いた「金碧障壁画」
油画材を用いた「黄金背景テンペラ画」
の二種類を学生が制作し、それぞれの材料への知見を深めて行きます。
本日の工程は
●日本画→金雲表現(画面を構成する金箔の雲)の箔下へ施す盛り上げ胡粉の
作成
今回は古典技法書に記載されている
起き上げ胡粉
に挑戦。起き上げ胡粉は
胡粉(白色)・丹具(オレンジ色)・白緑具(薄緑色)の三種で、絵具団子を作り
ました。(直ぐには使わず数日放置した後に使う予定。)
●油画→テンペラ画・下地材のポプラ合板にうさぎ膠(接着剤)を使用して寒冷紗
(目の粗いガーゼ質の布)を貼りました。
学生は慣れない手つきではありますが、せっせとテンペラ下地の作成。
盛り上げに起き上げ胡粉を使うと制作中に絵具がいたずらをせず制作出来る
様です。
この授業は学生が専攻の垣根を越え受講したい先生の講義を受ける形を取っ
ていて、日本画・
芸術学・油絵の学生が参加しています。
2014年5月16日金曜日
校外指導の様子
学部1年生が東山動物園でスケッチをしています。
学部1年は前期の一番大きな課題として「動物制作」があり、この制作の為に一週間を掛けて動物園内で作品に描きたい動物のスケッチを重ねて行きます。
動物は朝は活発に動いているのに昼頃になると寝ていたり…
時間帯によって動物のポーズが変わる為、描きたいポーズになっていてくれる時間は僅かです。
学生は動物を取材するのに苦労はしていますが良い作品を描く為、必死で取り組んでいます。
2014年5月8日木曜日
第四回 風雅の会 日本画展
愛知県立芸術大学日本画専攻卒業生による展覧会が開催されています。
松村公嗣先生にも賛助出品して戴いています。
総勢28名による意欲作を是非ご高覧ください!
◆松坂屋名古屋店 南館6階 美術画廊
◆平成26年5月7日(水)~5月13日(火) 10時~19時30分(最終日は16時まで)
【巡回予告】
◆大丸心斎橋店 南館8階 特選ギャラリー
◆平成26年6月18日(水)~7月1日(火) 10時~20時(最終日は17時まで)
<出品作家>
岡田眞治、
吉村佳洋、
岩永てるみ、
阪野智啓、
廣田晴彦、
古田年寿、
馬場弥生、
芝 康弘、
大矢 亮、
中神敬子、
牧野 環、
武蔵原裕二、
濱島 司、
高木優子、
金澤尚武、
石谷雅詩、
平林貴宏、
神谷菜穂、
坂根輝美、
藤城正晴、
山口貴士、
岸本浩希、
本地祐輔、
栁沢優子、
加藤清香、
安井彩子、
森下麻子、
川島 優
《賛助出品》松村公嗣
(順不同・敬称略)
2014年4月30日水曜日
学部4年生「大型和紙への裏打ち」に挑戦!
4月29日・30日の2日間を掛け、学部最高学年である4年生が「裏打ち」授業を受講
絵を描く時、和紙が制作途中で裂けたりしない様にする為、制作前に予め紙の裏面に補強用の和紙を貼りつける「裏打ち」という作業があります。この作業、紙が大きなサイズになればなるほど裏打ちをするのは一苦労になりますが、絵を描く時に色々な技法が使い易くなる利点があります。
4年生は今回2mを超える大作に挑む為裏打ちの工程は必須に。
写真は裏打ち指導担当・鈴木貴夫先生の説明や所作を受け、学生が悪戦苦闘しながら実践している所。
学生は一人でも裏打ちが出来る様にならねば!と真剣に受けていました。
学部生が受ける授業の中でも一番大掛かりな講義になっています。
2014年4月25日金曜日
愛知芸大芸術講座 トーク&レクチャー「日本画"大作"に挑む」 開催
本日、本大学芸術資料館にて准教授・岩永てるみ先生のトークショウが開催されました。
下の写真は岩永先生が描かれた大学院修了作品に使われている画法の実演をされた時の様子です。
この写真は銀箔の変性実験をしている所。
日本画の学生だけではなく他専攻の方も聴講可能である授業は珍しく、皆さん真剣に聞かれていました。
本大学におけるこういったイベントの詳細は大学公式ホームページで確認できます。
ご興味がありましたら覗いて見てくださいね。
2014年4月3日木曜日
26年度が始まりました
愛知県立芸術大学美術学科・日本画専攻の新年度がスタートしました!
本日は入学式。日本画は49期生10名が新しく入学しました。大学の桜がちょうど満開で新しい門出を彩っています。
来週からは全学年が早速新課題に取り組んでいきます。随時、授業風景や活動内容をブログ更新していきますので今年度もよろしくお願いいたします。
日本画研究室一同
2014年2月9日日曜日
第69回 春の院展 本画研究会 日時お知らせ
第69回 春の院展 本画研究会
日程 平成26年3月6日(木)
場所 長久手公民館
時間 17:00~
会費 千円
●小下図を持参してください
2014年1月17日金曜日
春の院展小下図会
春の院展小下図研究会のおしらせ
小下図研究会の詳細が決定いたしましたのでご確認ください。
日時 : 平成26年2月7日(金)
時間 :
13:00~14:45 (時間厳守)
場所 : 大学日本画アトリエ
持参物:小下図(日本画画材で描かれてもの)、取材スケッチ、資料
※なお研究会当日は音楽科の大学院入試が行われているため、研究会参加者ならびに田渕先生の講義に出席される方もお越しになる際は公共交通機関を利用するようお願い致します。
新しい投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
投稿 (Atom)